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安東米店アンコメ店主による徒然日々広報活動。


by ankome
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day3(山形置賜長井~高畠)

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店主でございます。
 東北出張3日目は会津から大峠を越えて置賜地方へ。有名な大峠(現在はトンネル&橋の新道)越えると、そこは夏空。気温も30度以上、日照も充分。「どこか低温日照不足なの?」という感じ。カーナビがナビゲートする県道は牧歌的。左右は段丘状の田圃と牛舎、背後の山は赤松の林。アリソンクラウスを聞きながら、長い長いワインディングをゆっくりと下って行く。砺波のような散居村が見えてくると、目指す長井市。11:00におきたま野川清流米生産組合のメンバーと合流。早速田圃廻り。生育状況も問題なく、例年よりも出穂(穂が出ること)が早いとのこと。今後の天気もあるがとりあえず安堵。
 長井を出発する前に近くにある縄文時代の遺跡を見学。資料館は休館だったが、住居跡の遺稿はガラス越しに見ることができた。この地の「人の暮らしの日常の歴史」に思いを馳せばがら、高畠町の有機米生産家、高橋さん宅へ向かう。夕日の素晴らしい時間帯に田圃を拝見、涙が出るほど美しく豊かな時間。感謝。今晩は高橋さんのお誘いに甘え泊まらせてもらうことになった。夕餉のひと時、高橋さんのお父上(92歳)はなんと、あのインパール作戦の生存者だったことを知り、その当時のお話を2時間ほど聞く。本でもないTVでもない生の声はさすがに凄かった。
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 明日は新潟へ。小国街道を日本海へ抜ける。その途中、歴史資料を見に寄りたい場所が数ヶ所、小生にとっての、「人の暮らしの日常歴史ジグソーパズル」のピースを探す旅である。
by ankome | 2009-08-05 00:56 | アンコメの日々