rice eater(米喰い人)
2009年 07月 05日
店主でございます。
今日はハーフデイアグリツアー「水生生物観察会」。心配されたお天気も「曇り時々晴れ」。この会にとって最も良いコンディションでした。おかげで参加者80人超!の大盛況。ご参加いただいた大勢の皆さん。本当にありがとうございました。そしてお疲れさま&ご飯が足りなくてゴメンナサイ。
アンコメ米作りプロジェクトでおなじみ藤枝の有機農法稲作生産者、松下さんの栽培する田圃には、多様な生命が溢れています。これは化学肥料主体の田圃では、なかなか見ることができません。目に見えない菌類から微生物、それらを捕食する水生昆虫、その昆虫たちを捕食する生き物たち。稲もまたそれら生き物たちの壮絶な戦いの恩恵を受けて育っているのです。
そういう喰う喰われる関係からなる生態系がこの小さな田圃の中に満ち溢れています。その最も活発な時期が今なのです。しかも豊かな田圃の象徴と言える「豊年エビ」が、この数週間に一瞬現れ、消えて行くのです。今日は、その宝物のような一瞬を見ていただいたというわけです。
ところで、その田圃生態系の中には、ある重要な存在も含まれているのです。それは「米喰い人」。もうお気づきですね。あなたや、私のことです。
by ankome
| 2009-07-05 19:22
| イベント