安東米店アンコメ店主による徒然日々広報活動。


by ankome
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<   2009年 08月 ( 29 )   > この月の画像一覧

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店主でございます。
 8月21日~24日に行った「旅のカタチを探す旅」、茨城奥久慈~福島会津~山形庄内の旅で撮影した画像を、写真共有サイトにアップしました。ご興味ある方はコチラをご覧になってください。タイトルとキャプションはボチボチと加筆するつもりです。
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by ankome | 2009-08-31 00:03 | 店主ネタ
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店主でございます。
 昨晩、高校大学時代を共に歩んだ友人Yと久しぶりに会った。ゆっくり話すのは、20数年ぶりのような気がする。Yは大学を卒業した後、ある家具のメーカーで研賛を積み、30歳で起業、その会社を業界で知るものがいないほどの有名家具ブランドにした。そのブランドを自らがデザインし、家具デザイナーとしての名声も得た。
 去年の5月、彼は生死に関わる病になり、その戦いに一年を費やした。もしかすると、その戦いは現在進行形かもしれないが、目の前のYからは、その病を察することができないほどに回復している。
 Yは、それまでの人生を振り返ってこう言った。
 「キー坊(小生のこと)、学生の頃よく言っていただろ。『ふつうでいいじゃん・・・』と、それがずっと頭にこびりついて、その答えを見つけることが、俺のデザインソースだったような気がする・・・」。
 それを聞いて正直嬉しかったが、「同時に罪なこと言ったもんだ・・・」とも思った。そしてその「ふつうでいいじゃん・・・」は、今も小生のテーマでもあることに気づかされた。ボキャブラリーに乏しかった二十歳前後の自分には「ふつうでいいじゃん・・・」としか表現できなかったが、今はこう表現する。
 「作為のないこと
 80年代後半、小生がモノづくりに魅力を感じなくなった時、最も美しく感じていたこと。それは道端の野草や山野の雑木だった。それらは美しく見せようとすることなく、与えられた場で懸命に生きいるだけだった。にも関わらず心を打つ美しさがあった。後に稲や人、万物が同様であることに気づかされた。
 これからもYは、ふつうであることをデザインの中で探求するだろうし、小生も同様に米の風味風合いの中で探求するだろう。考えてみればこれはパラドックスでもある。作為を持って作為のない世界を構築しようとしているのだから。しかし懸命に探求する姿そのものには、作為は微塵もない。
 
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by ankome | 2009-08-29 17:37 | 店主ネタ
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店主でございます。
 「こめみそしょうゆアカデミー」から講演の依頼を受けた話しは8月18日のブログで書いたけど、その中身が正式に決まりました。詳しくはコチラを見てください。今回は、お話しをするだけでなく、ご飯炊きも少々あり。アンコメのテーマでもある「田圃からお茶碗まで」を話すので、その関わりを象徴する玄米食専用品種、巨大胚芽米カミアカリを炊く予定。もちろん藤枝松下メイドの21年産新米と、奥久慈大久保メイドの19年産エイジングカミアカリも食べてもらうつもり。かなりマニアックだが、松下×アンコメが語るならこれしかないと思っている。
 ところで、こめみそしょうゆアカデミーのウェブサイトの中に設立趣意書があります。これをぜひ読んでください。カミアカリドリームの三位一体宣言に似ています。というより、伝えたいことは同じです。今、様々な分野で垣根を越えた「つながり」を再生する動きがあります。こめみそしょうゆアカデミーやカミアカリドリームはそういうムーブメントの一つのような気がします。
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by ankome | 2009-08-28 18:19 | イベント
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店主でございます。
 アンコメの新米シーズンが、いよいよスタートです。第一弾はやはりこの人、静岡県の遠州地方、森町の堀内さんです。アンコメでは毎年、「静岡森町堀内米コシヒカリ」の名称で8月末~11月頃まで限定販売する人気米です。
 今年は7月~8月初旬の日照不足が影響しました。とくに収量が例年よりも15%近く減ってしまいました。しかし味は悪くありませんでした。あえて言い訳をすれば、昨年20年産が良すぎた感があり、それと比べれば、やや力不足は否めませんが、香りから感じる新米らしいフレッシュさ、ややしっかりめで滑らかな触感、それらのバランス感はさすが堀内さん。こういう厳しい年でも、ここまで仕上げる技はさすが!だと思います。限定5700キロ(玄米ベース)のみ。お早めに!
静岡森町堀内米コシヒカリ(減農薬無化学肥料栽培)
白米 5キロ¥2850 10キロ¥5600
玄米、分づき米 1キロ¥570  5キロ¥2750  10キロ¥5400
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by ankome | 2009-08-27 23:32 | 商品

celebratory rice(祝い米)

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店主でございます。
 先週末、小生が東北旅に出る前日以降、ほぼ毎日アンコメの祝い米のオーダーをいただいています。ありがとうございます!
 そんなわけで、祝い米に同梱するお米のウンチクを書いたポストカードなどを、宿泊先で編集。お店に送ったこともありました。しかし、アンコメ店主手描き米タグや、内祝の印だけは、ネットインフラがいくら完璧でも、どうにもならない。墨を磨り、心を落ち着かせ、紙に向かう。店主にとって心地よい時間と空間があってはじめてこの仕事ができる。この感性のデジタルデバイスによる再現は、しばらく無理だろうな・・・。と思っています。
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 さて昨日納品のアンコメの祝い米の画像がコチラ(お名前の部分はボカシしてあります)。毎回様々なお名前の赤ちゃんと出会える。名前から想像し、エコ米タグを選び、筆を運ぶ。何回書き直しても気に入らない時もあれば、一発でOKなんて時もある。何が起こるかわからないが、毎回ワクワクする。仕事でこんなクリエイティブなワクワク感を味あわせてもらって感謝。
 明日もたくさんのご注文をいただいてる。じつを云うと、今から少しワクワクしている。
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by ankome | 2009-08-26 19:33 | 祝い米、お米ギフト
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店主でございます。
 充実の3日間を終え、庄内を離れるが名残惜しい。旅のカタチを探すのが今回の旅の目的だったが、結果は期待以上に大きかった。どの土地を訪れても人や風土が作る地域の文化を堪能させてもらった。心配していた稲の生育状況も、伺った3地域を見る限り、さほど深刻ではなく安堵した。あとは収穫まで無事を祈るばかり。
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 同行していただいた、そふと研究室の坂野さんも、たくさんの宿題を持ち帰ることができたらしい。アンコメが将来実現させたいと思っている「お米ツーリズム」も、そう遠くないかもしれない。
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 今回の旅の相棒は、この独製ワゴン車。そふと研究室の社用車である。排気量1.4Lのターボエンジン+7速ATは、じつにパワフル。かつ低燃費。まるでマニュアルミッションのようだった。往復1500キロの長丁場であったが、疲れも少なく財布にもやさしかった。それに加えて、こういう風景にもよく馴染む。「車は走っていない時の有り様も大事だな」とあらためて思う。
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by ankome | 2009-08-25 12:14 | アンコメの日々
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店主でございます。
 旅のカタチを探る旅、3日目は山形庄内地方(鶴岡、酒田、鳥海山麓)。前回のカミアカリドリーム勉強会の講師、オオクラチエコさんと合流、オオクラさんの故郷であり、食への探求の場でもあるこの地を丸一日ナビゲートしていただきました。
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 最初に訪れたのは、山居倉庫。歴史的建造物ながら、現役の米倉庫です。かつて庄内をはじめ最上川流域で収穫された米は、ここに集荷され北前船で大阪へ運ばれました。商品作物としての米の価値が如何なるものだったのかを感じられます。運河から倉庫へのアプローチはじつに美しく、その導線の先には神の住む社が佇んでいます。そのすべてが過去ではなく現在です。
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 早い昼食は、アル・ケッチャーノ。時の人、奥田シェフのイタリアンです。レストランは予約が取れませんでしたが、カフェでランチ。2種のパスタ、リゾット、ピッツァ、ジャーラートは、どれもこの土地の素材をふんだんに使ったモノばかり。素材の風味がじつに深い。それでいて軽い。けっこうなボリュームだったがあっという間にたいらげた。

 午後は鳥海山麓を目指し北へ。浜でシーズン最後の岩牡蠣を食す。大粒でミルキー、こんな旨い牡蠣は人生初!鳥海山麓の冷たい伏流水が直接海に噴出すところに育つこの牡蠣のシーズンは5月~8月。
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 海岸線から一気に標高150mの棚田地帯へ。今日のメインメニュー齋藤農場さんへ。東京農大出の若き稲作生産家、鳥海山麓の絶景ポイントで稲作に人生を賭け生きている。オオクラさんがどうしても小生に会わせたかった理由が、会って数分で分かった。
 彼は一人で7町歩の田を管理し、その一部で面白い取り組みをしている。プリンセスサリーの栽培である。インディカ米とジャポニカ米を交配した日本で開発されたお米、香りが高く、カレーなどエスニック系の料理に合う。それを自らの田圃の環境にフィットするような個体を開発している。寡黙なところ以外は、まるで藤枝の松下のような人だった。
 彼の案内で田圃の水の水源へ鳥海山麓のさらに奥へ。岩盤から2つの滝が噴出すポイントへ。左右の水の味が違う!持っていたボトルに汲み持ち帰る。今あらためて飲みその水の美味しさに感動中。
 齋藤さんとの別れ際、彼がもしカミアカリを栽培したらどんな米に風味風合いになるだろうかを想像した。あの水、稲を育て、牡蠣を育て、塩を生むあの雄大な土地が生む風味風合いとは・・・?これから、この土地に通うようになりそうだ。
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 今日の宿は、山居倉庫が目の前に見える昭和風情のビジネスホテル。リアルタイムで更新できる設備がないが悪くない。ではおやすみなさい。
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by ankome | 2009-08-24 23:58 | アンコメの日々
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店主でございます。
 旅のカタチを探す旅。2日目は会津地方、喜多方市熱塩加納町。じつは、ここで有機米を栽培する生産家、菅井さんのところへ毎夏通い、ここでのおもてなしを体感したことがきっかけで、米ツーリズムの発想が生まれた。
 米や野菜、毎日食卓にあがるほとんどの食べ物が自給自足。しかも目茶苦茶旨い!こういうライフスタイルを育んできた会津地方を、米という視点で考えた時、そこに歴史と文化が見えてくる。これを旅のカタチの根幹に据え、米ツーリズムができるのではないかと思っている。
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 昔から会津は福島県の中でも少しだけ米の平均収量が多い。それは気温が少しだけ高いからだ。その少しから生まれる様々な食文化がある。例えば「三五八」は象徴的。酒も味噌、醤油屋さんも地域の蔵元が現役。また蔵の町と呼ばれるように喜多方は蔵が豊富。それはある意味、豊かさの象徴とも言える。おおげさかもしれないが、戊辰戦争が戦えたのは、この少しがあったからかもしれない。そういう様々を米の視点で見るとじつに興味深いのだ。
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 明日から旅は後半。山形庄内地方へ。有名な山居倉庫や土門拳、鳥海山麓で生産家のところへも行く。早朝から晩まで庄内づくし。では、おやすみなさい。
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by ankome | 2009-08-23 00:49 | アンコメの日々
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店主でございます。
 旅のカタチを探す旅。初日は茨城県久慈郡大子町。東名高速、首都高速、常磐道を乗り継ぎ6時間、茨城県の奥座敷、アンコメ店主が気に入り足しげく通うところです。
 ここには稲作生産家、大久保さんがいます。彼の生活の場、仕事の場には魅力がたくさんある。単線列車の走る水郡線、現役時代そのままの木造校舎、昭和の町並み、手の込んだ作りの水田や林檎畑、茶畑。農が中心となって作り出す人柄と町の設えがじつに自然体。地域の人にとっては、もしかすると退屈な空間かもしれないが、外からここへ訪ねる者にとっては、じつに魅力的。
 同行の旅のプランナーそふと研究室坂野さんがどんなことを感じているだろうか?ブログを書いている横で大久保&坂野ご両人の話はツーリズムの話題から様々に広がり盛り上がっている。そんなわけで、更新はいっこうにはかどらないが・・・。
 明日は福島県会津地方へ。蔵の町喜多方北部、熱塩加納町の生産家菅井さんを訪ねる予定。

 
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by ankome | 2009-08-21 22:18 | アンコメの日々
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店主でございます。
 じつは今日、21日から24日までの4日間、また東北へ旅に出ます。今回の目的は、タイトルのとおり、「旅のカタチを探す旅」であります。
 数年前から暖めていたお米のグリーンツーリズムを具体化するための第一歩。この仕事のパートナー、ツーリズムのプランナーである、そふと研究室坂野さんに同行いただき、ご本人自身に稲作の本場を見てもらおうというわけです。もちろん小生の目的はそれだけではありません。前回同様に契約する生産家の田圃を見て歩き、21年産の状況をつぶさに感じて来るつもりです。旅の様子は、またブログで報告します。では行ってきます。
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by ankome | 2009-08-21 00:48 | アンコメの日々