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安東米店アンコメ店主による徒然日々広報活動。


by ankome
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day4(新潟関川~三条)

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店主でございます。
 東北出張4日目は山形から小国街道で日本海側の新潟岩船地方へ。途中、この冬東京で行われたある勉強会で名刺交換させていただいた赤湯の酒井ワイナリーさんに寄る。あいにく若旦那は留守だったが、ご自慢のワインを入手。語れば尽くせぬうんちくはウェブサイトを見てください。
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 さて「小国街道」。米沢から日本海側に抜ける古来からある街道である。歴史は古くその足跡は、縄文時代ににさかのぼる。直江兼続や上杉鷹山はもちろん戊辰戦争の激戦の舞台でもある。それら歴史が積み重なる街道筋の新潟側の要衝、関川の地に渡邉邸とそれらに隣接して地域の歴史資料館がある。
 上杉鷹山の米沢藩の財政改革の話しは有名だが、その改革のために資金の出所がずっと気になっていたのだが、その答えがようやく分かった。この渡邉家が融資していたのだった。
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 小国街道をまっすぐ日本海に向けて下って行く。白い砂浜の美しい海岸線に出た。何年ぶりだろうか?富山滑川以来である。海水浴場には人がまばらで、この時期の太平洋岸のそれとはだいぶん違いじつに快適。海を見る背中側に日ざしを感じるのが少し不思議。「ここは日本海なのだ」と、太平洋岸の人が感じる瞬間である。
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 16:00新潟市内にある新潟しろくま特栽米研究会に到着。特別栽培米の監査で忙しい中、夕方からならOKということで、代表の白野さんとアンコメ用のしろくまコシヒカリの田圃を視察。ちょうど出穂(しゅっすい:穂が出ること)中、茎数(けいすう:穂の出る茎の数)も例年並み、葉色(はいろ:葉っぱの色)はやや濃いが、この2日の日照と気温のせいで微生物の活性で肥料が効いたためだろう。このまま好天が続くことを祈るばかり。昨日同様、日の傾く時間の田圃はじつに美しい。
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画像上から(伊佐領駅付近)(関川渡邉邸)(関川渡邉邸土蔵)(胎内付近)(三条付近)
by ankome | 2009-08-05 19:55 | アンコメの日々