tourism(旅のカタチ)
2009年 07月 30日
店主でございます。
15:30より市内某所でプレゼンテーション。中身はアンコメ的アグリツーリズムの提案。話しを始め30秒、考えもしない提案を逆にいただく。よく考えてみれば、直球で喜ぶ相手でないことを知っていたはずだったことを、うっかり忘れていた。
しかしまあ、いただいた提案はじつに面白く、小生の琴線に触れることでもあった。それを簡単な言葉にするとこんな感じである。
「互産互消」。互いにの産物を互いに消費し合うということだ。それは、けっして食べ物などの産物だけでなく、情報や技術でもいい。互いのモノを享受しあう関係のことである。農村にあって、街にないもの。街にあって、農村にないもの。例えばそれを「美」というアングルで捉えるだけで、互産互消のネタはいっぱいあることに気付かされたというわけ。
ごれを商いとして成り立たせるには、たくさんのハードルがあるけれど、食べ物、ことに米という人の感性に直接訴えてくる食べ物を媒体にして、その関係性を築く試みは続けていこうと思う。
by ankome
| 2009-07-30 20:06
| アンコメの日々